"大量の写真"を整理するための工夫は人それぞれ。
あなたのアルバムづくりにも活かせる方法をご紹介します。
この度は「第4回アルバムコンテスト」にたくさんのご応募を頂き誠にありがとうございました。
アルバムをつくろう.事務局にて審査を行い、準グランプリ1名・優秀賞4名を表彰します。
残念ながら、本コンテストを代表するグランプリを選出することはできませんでしたが、
発表しているアルバムはそれぞれの方法でテーマ"大量の写真整理"を解決しています。
ぜひあなたのアルバムづくりの参考にしてください!
しょうたん さん
『3つの方法で写真整理を習慣化』
【応募文】
元々写真を撮るのが大好きで息子が産まれ一眼レフを買ってから写真の枚数も膨大な量になりました。どうしたらいいのか悩んだ結果今の形になりました。
1.旅行で撮った写真は毎回フォトブックにする。旅行に行くと撮る写真の量もかなり増えます。
後々整理しようと思うととても大変。なので必ずフォトブックにしています。見返すのも楽しいです。
2.半年に一回お気に入りの写真をピックアップしてまとめて印刷するようにしています。この時に両親にあげる分などもまとめて注文。
できた写真を大容量のアルバムに差し込んでいきます。日付け印刷にすると何年の何月の写真かすぐ分かっていいです。
3.1年に10枚程度ピックアップして階段の廊下に壁アルバムとして飾っています。息子の成長が毎日確認できたまに遊びに来た両親や友達にも好評です。
評価ポイント
・イベント毎に「フォトブック」、半年に一度「アルバム」、1年間のベストを「壁アルバム」と、整理方法を習慣化している点
【審査コメント】
ルールと方法が明確になっており、写真を見返す・飾ることも考えられている点が素晴らしいと感じました。
残すだけでなく、家族や友人と一緒に写真を楽しむことも重要視されているので、
アルバムづくりを続けるモチベーションも高く保てるのではないでしょうか。
また、純粋に写真を楽しんでいることも伝わり、写真整理習慣の理想的なモデルのひとつだと思います。
ピックアップ
このアルバムづくりを真似するためのおススメアイテムFUERUフォトブック | 大容量フォトフォルダー | 多面マット台紙フォトフレーム |
イベント毎につくるなら「ハードカバー」フォトブックがおすすめ |
写真をまとめて収納するのにピッタリ |
写真をオシャレに飾るフォトフレーム |
ハル さん
『印刷した写真は目的別に3冊に分ける』
【応募文】
携帯で撮った写真、ミラーレスカメラで撮った写真どちらもパソコンにバックアップはしていますが基本的にはスマホで管理。
そうすることで家事や育児のちょっとした合間の時間にコツコツ整理しやすくなりました。
撮ったその日のうちに手ブレやピンぼけ写真は削除。同じポーズ、アングルからの写真はベストな方のみを残す。息子の月齢ごとにフォルダ分け。
膨大な写真の中から現像する写真を選ぶのはとても時間がかかります。
息子の成長を1冊のアルバムにまとめようとした時見開き1ページを1ヶ月にしたいと思い写真を選び始めましたが、思い入れのある写真ばかりで選び抜くことができませんでした。
そこで、アルバムを『息子の成長アルバム』『家族の思い出アルバム』『じぃじ、ばぁばに送るアルバム』の三冊に分けることにしました。
『息子の成長アルバム』は見開き1ページで一ヶ月、イベントがあった時はイベントで見開き1ページ作成しています。
息子のベストショットはもちろんですが、家族やお友達と一緒に写っている写真を選ぶようにしています。
将来息子が見た時に生まれたその日からたくさんの人と繋がっていることを知って欲しいからです。
家事や育児、仕事している中でアルバム作りを楽しく続けるためにデコレーションはマスキングテープやシールに頼り、コメントもまとめて書くようにしてきます。
『家族の思い出アルバム』は季節ごとに見開き1ページ、旅行などのイベントがあればイベントごとに見開き1ページで作成しています。
1ヶ月1ページの『息子の成長アルバム』に比べて作成するペースにゆとりがある分少しだけデコレーションを工夫しています。
『じぃじ、ばぁばに送るアルバム』こちらは差し込みタイプのアルバムにしています。
コメントも日時や場所などシンプルです。
『息子の成長アルバム』『家族の思い出アルバム』どちらにも貼れなかったけどどうしても現像したくて現像した写真を入れてじぃじ、ばぁばに送っています。
震災や火事など万が一手元にアルバムが残らなかった時に思い出が全てなくならないよう対策でもあります。
評価ポイント
・「こどもの成長記録」「家族の記録」「祖父母に贈る」の3つの目的に分けてアルバムをつくっている点
【審査コメント】
1ヶ月1見開きの写真整理はポピュラーな方法ですが、写真を選びきれずに断念してしまっている人も多いのではないでしょうか?
特にこどもの写真なら選び抜くのが難しいところを、ハルさんは3冊に分けるという方法で上手くその悩みを解消されています。
また、写真の管理は家事や育児の空き間に出来るようにと、全てスマホで行っていることも主婦らしい工夫だと感心しました。
ピックアップ
このアルバムづくりを真似するためのおススメアイテム誕生用刺繍名入れアルバム | Lサイズフエルアルバム | フレームケースアルバム |
こどもの成長記録は名前入りのオリジナルアルバムで |
定番のLサイズフエルアルバム |
写真を"贈る"のにピッタリなアルバム |
村田 さん
『目次と詳細の2冊にアルバムを分ける』
【応募文】
我が家では大量の写真を「目次アルバム」と「詳細アルバム」(写真左上)に分けて管理しています。
「目次アルバム」には、イベント(日付)ごとに象徴するような写真を1枚ずつ納め、その横にコメント(日付、イベント名、「詳細アルバム」のナンバー)を記載します。
「詳細アルバム」には、「目次アルバム」に収めた各イベント順に現像した全ての写真を収納し(写真右上)、「詳細アルバム」が増える度にナンバリングしていきます。
どの日に何があったかは「目次アルバム」で確認し、その中でより見たいイベントの写真については該当するナンバーの「詳細アルバム」を見るといった使い方をします。
これで、「詳細アルバム」で大量の写真を管理しつつ、「目次アルバム」で思い出の振り返りが簡単にできるようになります。
評価ポイント
・アルバムに辞書のような「目次」を作成するというアイディア
【審査コメント】
「目次」アルバムを作成するというアイディアには審査員一同驚かされました。
これだけでも思い出を振り返ることはできそうですが、更に「詳細」アルバムを用意することで、大量の写真整理を見事に実現されています。
「詳細」アルバムは大量の写真を残せるように薄型のもの、「目次」アルバムはサイズも大きく保存性の高いフリー台紙のものを使用するなど、
用途に合わせてアルバムを選んでいる点もポイントです。
ピックアップ
このアルバムづくりを真似するためのおススメアイテムクラッシックデザインアルバム | 5冊BOXポケットアルバム | |
「目次」のイメージにピッタリな重厚感のある表紙のフエルアルバム |
薄型ポケットアルバムの5冊セット |
さち さん
『ベストショット順にA4サイズに配置して印刷』
【応募文】
アルバムではなくA4サイズのファイルを使用します。
3年分を1冊とし、インデックスで年毎に管理。
最初にスマホ写真をCDに保存します。
だいたい600枚ある中から、カメラ屋のサービスメニューA4(35コマ)3枚を印刷。
約100枚まで絞る事で子供を含め家族全員でその中からベスト12枚(A4で12コマ印刷)とその年の顔となる表紙1枚(A4印刷)を選びます。
まだ小さな子供達も一緒に選ぶ事でその年の思い出話しもできとても盛り上がります。
合計5枚にしたのは、5枚目の後ろに保育園、学校や習い事等で購入する2Lサイズの写真を入れられるため。
またA4ファイルを選んだのは、保育園や学校、親族や友人から購入したり貰った通常サイズの写真用レフィルを追加できるためです。
またチャック付きのレフィルを加える事で保存したCDを年毎に整理できるためです。
見返す際にデータも瞬時に取り出せ、また100枚近い写真を眺める事もでき、大小のサイズで見易くその一年の思い出を思い返す事もできます。
家族で投票という形をとる事で子供たちにも写真整理の一員という意識を持ってもらうこともでき、家族全員で楽しんで管理できる仕組みをとりました。
評価ポイント
・A4用紙にコマプリントすることで大量の写真整理と、ベスト度の区別を同時に行っている点
【審査コメント】
ベスト度で写真の大きさを区別するのは「÷フォト」と同じ考え方ですが、それをA4サイズで行い、カットせずにそのまま保存しているのは新しい発想でした。
ファイルを使用することで写真データを保存したCDや大判サイズの写真、人から貰った写真なども手軽に追加していることもポイントです。
また、写真の選定は家族で投票するというのも素敵な整理術だと感心しました。ママが背負いがちなアルバムづくりも、家族みんなが参加することで新しい楽しみが生まれますね。
ピックアップ
このアルバムづくりを真似するためのおススメアイテムフエルアルバム A4ノビサイズ | ポケットアルバム A4サイズ | ヒンジくん |
A4用紙が貼り付けられるフリー台紙アルバム |
A4用紙がピッタリ入るポケットアルバム |
フエルアルバムのページとしてプリン類を追加できる台紙 |
レボイオ りいな さん
『身近なもので写真カット用のテンプレートを作成』
【応募文】
たくさん撮った大事な写真をかわいい手作りアルバムにしたい!と思っても、なかなか思うようにいきません。
どの写真も使いたいけどとくかく多い!こんなに貼れない!でも選べない・・ということも。
アルバム作りをストップしてしまう方の悩みには「たくさんある写真のレイアウトをいちいち考えるのが大変」ということもあるそうです。
分割してプリントしたり好きな写真は大きいまま載せたかったり・・。マンネリ化してしまうことも。
そこで、数ある写真を簡単にカットしたりレイアウトを簡単に思いつく方法を考えてみました。
使うのはクリアファイルです。透明なものが良いです。
写真を様々な形や大きさに切るための型(テンプレートのようなもの)を作ります。
クリアファイルの上に好きな形やサイズのものを置いてペンで輪郭をなぞりハサミで切ります。
私は丸い型を作るためにお皿やおわん、セロテープ、瓶や缶の口を使いました。写真には小さすぎても、飾りで紙を切るためにペットボトルのふたなどの小さいものもOKです。
四角はタグやメモ帳など、透明なので雑誌や本で見た好きな形などもうつして切り取ることができます。
クリアファイルが透明なほうが良い理由は写真をカットするときに都合がよいからです。
写真の上にクリアファイル(型)を置いてみてどこをカットするかを決めることができます。
(型をつくったら、例えば丸なら直径などを書いておくとよいです。)
いくつかあててみて、一番合うサイズを見つけてカットしていきます。
レイアウトを考えるときは、写真なしでクリアファイルの型だけをアルバムのページになんとなく置いてみるとバランスや全体像がつかめます。
この写真はあまりカットしたくないので大き目の型、その下に同じサイズの円を三つ並べて・・・とレイアウトのイメージが簡単にわきます。
この方法でしたら大量の写真のレイアウトにいちいち悩むことなくサクサクとページを作成していけます。
たくさんプリントしてみて、写真を切ってからページに収まらなかった・・という失敗も避けられます。
予めレイアウトと一ページに入る写真の枚数が把握できれば、プリントする段階で選ぶことができます
写真だけではなく透明クリアファイルテンプレートでかわいいぺーパーや思い出の絵などもカットできますよ^^。
評価ポイント
・写真のカット用テンプレートを身近なもので自作している点
【審査コメント】
限られたページの範囲の中に、写真をたくさん残すために不要な部分をカットするのはポピュラーな方法です。
それをフリーハンドではなく、テンプレート化している点を評価しました。
お皿や瓶など身近なものを使っているので、いますぐ真似できるのもポイントです。
ピックアップ
このアルバムづくりを真似するためのおススメアイテムフォトカットテンプレート | クラフトはさみ | クラフトパンチ |
写真カット用のテンプレート |
ギザギザやナミナミなどのあしらいがつくれるはさみ |
小さなあしらいをつくりたい時におススメ |
第4回アルバムコンテスト「"大量の写真"整理術」につきまして、今回もたくさんのご応募をいただき誠にありがとうございました。
写真はデジカメやスマホで撮るのが当たり前の現在、
ショット数が増える中で、どんあアルバムをつくったら良いのか、お悩みの方も多いテーマであったと思います。
その中で、ご応募いただいたアルバムをみてみると、
アルバムを分けたり、アプリやフォトブックを活用したり、写真サイズ以外の用紙に写真をレイアウトしたりと、様々なアイデアがございました。
ひとつひとつ見ていると、いかにたくさんの思い出と向き合い、アルバムづくりを楽しまれているかを感じます。
アルバムづくりに正解はありません。
特に今回は難しいテーマだったかと思います。
その中でもアルバムをつくろう.スタッフがぜひ参考にしていただきたい!というアルバムを、全部で5つ、準グランプリ・優秀賞に選ばせて頂きました。
大量の写真データを目の前にしてプリントすることをためらっている方…
プリントはしてみたけどどうやって整理したら良いか悩んでいる方…
ぜひ、本コンテストの受賞アルバムを参考にしていただきながら、アルバムづくりを楽しんでもらいたいと思います。
今後もアルバムをつくろう.ではみなさんのアルバムづくりを応援し続けます!
12月5日は「アルバムの日」
アルバムをつくろう.では、今年もアルバムの日を記念して、アルバムコンテストを開催します。
いま、あなたのスマートフォンやデジカメの中には、この1年間の思い出がたくさん詰まっているはず。
その写真、どうやって整理されていますか?
デジカメ・スマートフォンでの写真撮影が当たり前になった現在。
写真を撮る機会はどんどん増える一方、プリントする・アルバムに整理する機会は少なくなってきているのではないでしょうか?
それでも、大切な思い出やこどもの成長は写真というカタチに残していきたいもの。
そこで、今回のコンテストは『"大量の写真"整理術』をテーマに募集します!
写真を手軽に撮れる環境だからこそ、たくさん撮った写真を整理している工夫を教えてください。
<こんな応募をお待ちしています>
・大量の写真をアルバムに整理する工夫
・たくさん撮った写真を印刷する工夫
・文房具など身近なものを使って、大量の写真をアルバムに整理する工夫
など…たくさんの写真を手間なく簡単に整理するワザを募集します!
本コンテストについてのお問い合わせはこちらからお願い致します。