みなさんアルバムはどのようにデコレーションされていますか?
デコレーションしたいけど、どんなアイテムを使えばいいか分からないという声もよく聞きます。
普段は年賀状やペーパークラフトなどに使っているスタンプも、素材に合ったインクを使えばアルバムや写真に使うことができるんです。
スタンプにはコメントを残すときに便利な吹き出しや文字、可愛いキャラクターや花柄など沢山の種類があります。
今回はアルバムの台紙やフィルム、写真などそれぞれの素材に合ったインクやスタンプの選び方をご紹介します。
写真と一緒にスタンプを配置する
まずは写真と一緒にスタンプを並べて配置を考えましょう。
全体を俯瞰してレイアウトを決めると、まとまったアルバムに仕上がりますよ。
後から他の素材にスタンプして飾ることもできるので少し控えめがオススメです。
台紙にスタンプして、その上から写真を重ねるとオシャレになります。
ハートや花柄、ボーダー柄の大きめのデザインでスタンプしてみてください。
使用するインクはポピュラーな水性インクでOK。
フリー台紙についている糊がインクとくっつくので、スタンプが押しやすいんです。
ペーパー素材とスタンプを組み合わせる
いろがみ等のペーパー素材とスタンプを組み合わせることでオリジナルのデコレーションパーツやカードを作って楽しむことができます。
作ったデコレーションパーツを切り貼りしてページをカラフルに彩りましょう!
ポケットアルバムなら、ポケットのサイズに合わせて写真サイズのカードをつくりましょう。
また、いろがみなどに押す場合は写真や台紙と違い、やり直すことができるのでたくさん押してチャレンジできます。
いろがみにスタンプを押す場合は水性のインクを使ってみてください。つるつるの素材の時は水性ではインクが浸透しないので、溶剤性のインクにしましょう。
いろがみにスタンプしてオリジナルカードをつくりましょう。
いろがみに押したスタンプを切り出してみましょう。ページに貼り付けるとアルバムを彩るイラストとしてデコレーションできます。
吹き出しスタンプを押して、中に思い出のコメントを残しましょう。
いろがみに押したスタンプを切り貼りして、ページのイメージに合わせたデコレーションが完成。
スタンプした後に一工夫
スタンプをいろがみに押した後、カラーペンで色を付け加えるだけで可愛くなります。溶剤性インクを使いましょう!
写真に合ったスタンプを選んでみましょう。
例えば、夏に行った海の写真なら、夏や海に関係するスタンプを使うことで、写真には写っていない思い出や気持ちを補うことができます。
また、写真の中に文字スタンプで、情報を付け加えることができます。
ただし、写真にスタンプを押すときは、失敗すると写真がだめになってしまうので、注意して押してくださいね。
いきなり押さず、まずは別の紙に試してから、押すといいかもしれません。
余白の大きい写真はスタンプしやすいので、チャレンジしてみましょう!
写真にスタンプを押す場合は溶剤性インクを使いましょう。水性や油性ではインクが浸透しません。
夏に遊んだ思い出の写真にメッセージスタンプで情報を付けたし!
文字スタンプを使って日付を一文字ずつ押すだけで日付入り写真が完成!
写真に吹き出しスタンプを使って思い出のセリフ書き込もう!小物スタンプを押すと写真の楽しそうな雰囲気が倍増!
スタンプを重ねて、影を演出することで立体感を出すテクニック。
同じ色味の薄い色と濃い色を少しずらして重ねるようにスタンプを押すと立体的になり、写真をおしゃれに演出することができます。 コツとしては、薄い色を先に押してから、濃い色を上から押すのがポイントです。スタンプを足すことも減らすこともできます。
フィルムは台紙と同じくページ全体を見ながら台紙と写真の上に押せるので、ページ全体により一体感が生まれますよ。
大きいスタンプや枠をつくれるボーダー系のスタンプは写真と重ねてスタンプできるのでオススメです。
フィルムなら失敗しても専用クリーナーでスタンプを拭き取ることができます。失敗を恐れずスタンプしましょう!
フィルムにスタンプを押す場合は速乾溶剤性インクを使ってみてくださいね。
最後に注意!乾いていない状態でページを閉じてしまったりするとかすれてしまう可能性が高いので、注意してくださいね。
写真にはインクがつかないので、思い切って写真の上からでもスタンプできます。
フィルムに押すことで、台紙と写真に一体感が生まれます。
全体の雰囲気を考えながら、ラインスタンプでイメージに合った額縁づくり!
フィルムに押したスタンプは専用のクリーナーで消すことができます。
フィルムに押したスタンプは、専用のクリーナーをフィルム表面に塗ってふき取ると、キレイに消すことができます。 なので、何度でもやり直しがきき、思い切ってスタンプを押すことができます。表紙を飾ってオリジナル感UP!
アルバムの中身が完成したら、思い出にあわせて、タイトルなどの情報を表紙につけ加えてみましょう。
例えば、夏休みの旅行の思い出をまとめたアルバムなら、表紙に夏に関係したスタンプを押すことで、アルバム全体にまとまりがでます。
特に布表紙のアルバムはシンプルな表紙になっているので、スタンプでかわいくデコレーションしてみてください。
また日付やタイトルをスタンプで加えることもでき、アルバムの整理に役立ちます。
表紙の素材はアルバムによって様々です。対応するインクを使いましょう。
それぞれの素材に合わせたインクパッドを紹介
ここまで、台紙、いろがみ、写真、フィルム、表紙と5つの素材にスタンプを押すテクニックを紹介してきました。
素材ごとにスタンプを押す場合、水性インクでは写真やフィルムに押すことはできません。
スタンプを押す素材が決まったらぜひそれに合わせたインクを選んで使いましょう!
インクの選び方はこちらのページで詳しく紹介しています。
アルバムづくりに活かすスタンプ術 >
台紙の空いた空間をスタンプで埋めて、密度のあるアルバムに仕上がりました。
いろがみに花柄のスタンプを押してからカットして、アルバムにイラストのようにちりばめて可愛い仕上がり。
写真用紙にスタンプでつくったデザインカードを差し込むのもワンポイント!
写真を囲うようにフィルムや台紙に柄のスタンプを押すことで、額縁が完成!
スタンプを使ってアルバムを楽しくおしゃれにつくってみましょう。
スタンプテクニックはいかがでしたか?
今回は5つの素材に合わせたインクとスタンプの選び方を紹介しました。
まずは気に入ったスタンプをひとつ用意してみてください。
はじめはどこにでも使える吹き出しや文字スタンプがオススメです。
インクは一般的な水性のものから試してみてください。
慣れてきたらフィルムや写真へのスタンプにも挑戦していきましょう。
同じスタンプでもインクや素材によって雰囲気が変わってきます。
オリジナルのスタンプ術が出来たら「アルバム情報局」へ教えてくださいね!
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