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アルバムコンテスト第7回

家族のアルバム


この度は「第7回アルバムコンテスト」にご応募を頂き誠にありがとうございました。
毎年のことではありますが、愛情・想い・アイデアの詰まったアルバムをご応募いただき、スタッフ一同、本当に嬉しい思いで一杯です。
今年も、ぜひ参考にしていただきたいという思いから、当初予定していたグランプリに加え、特別賞を新設し、合計7名の方を選出致しました。

今回「家族のアルバム」をテーマとして、募集をさせていただきましたが、各ご家庭の様々な思い出のカタチを拝見することができました。
特に皆さんのアルバムに対する真摯な向き合い方というものを感じた様に思います。

それぞれアルバムづくりのテクニックや思いを感じる素敵なアルバムばかりです。
皆さんのアルバムづくりの参考として、ぜひとも、ご活用ください。

尚、現在(2020/3/31時点)、国内・世界ではコロナウイルスの感染によって、暗いニュースが続いており、まだ先の見通せない状況が続いております。
後々、アルバムを眺めながら、この難局をみんなで乗り越えられたと振り返ることができる日が来ることを望んで止みません。

グランプリ

『This is OUR STORY~私達の記録』

レボイオ りいな さん

応募文

我が家では「This is OUR STORY ~私達の記録」という家族のダイジェスト版アルバムを作っています。
他のアルバムは子供達の成長や家族のイベントなどが中心ですが、このアルバムは少し違っています。

家庭を持って18年になりますが、振り返ってみると世の中では色々な出来事があり私達家族に様々な影響を与えてきました。
その時々の流行りのおもちゃや歌、ファッションや映画などは懐かしい思い出となり、スマホやSNSの普及のように私達の生活を大きく変えたものもあり、金環日食を観測した事(画像のページ)や一緒に応援したワールドカップやオリンピック、テレビの前で皆で待った新しい元号の発表などは子供達と歴史的なイベントを楽しんだ貴重な思い出です。また時には災害や病気の感染などが私達の生活に大きな変化や制限をもたらすこともありました。
そのどれもが我が家の貴重なニュースでもあります。そんな記事や写真を載せています。
このアルバムは「家族の歴史は世界の大きな歴史の中にあって、これはこの時代に生きた私達家族の物語です」というコンセプトで作っています。
大ブームになった物も、先が不安になった出来事も、過ぎてしまえば思い出になりこのアルバムの1ページになります。私達家族がどんな事を楽しんだり乗り越えてきたか・・そんな私達家族のストーリーが詰まったアルバムです。
<アルバム作りのルール>
・一ヶ月=見開き(2ページ)にまとめる
・月末に「今月の我が家のニュース」と「一般のニュース」のハイライトを皆で選ぶ
・それぞれのマイブームやお気に入りを書く

審査コメント

レボイオりいなさんは過去のコンテストでも数々受賞をされており、素敵なアルバムをたくさんつくられています。
今回、ご応募いただきましたアルバムについて感銘を受けたのが、「家族の歴史は世界の大きな歴史の中にあって、これはこの時代に生きた私達家族の物語です」という点。
一見、家庭とはかけ離れている様に思える世界の大きな出来事も、大なり小なり様々な影響を家族にもたらしていて、思い出を象る重要な要素になっているんだとハッとした思いです。
後で見返す際にも、きっと、この時はこんなことがあったな、と家族でより鮮明に記憶を振り返ることができるのではないでしょうか。
整理方法は勿論ですが、家族の歴史を振り返るとても意義のある整理術としてグランプリに選出させていただきました。

特別賞

『思わず笑顔になれる時間』

haruhana さん

応募文

我が家のアルバムは3種類あります。
1つ目は子供が誕生してから1才の誕生日を迎えるまでの思い出アルバムです。1か月毎に見開きで1ページが基本です。内容は体重や身長など体の成長についてや、当時よく遊んでいたおもちゃや好きな食べ物等々、子供の育児日記も兼ねて記録、作成しています。現在2人の子供がいますが、下の子が保育園に通い始め仕事復帰をしてからは想像以上に忙しく、1人ずつ専用のアルバムを作る時間を確保するのが難しいと感じました。そこで名前入りのアルバムに1才までの思い出をたっぷり記録して完成させることにしました。
2つ目は保育園の思い出アルバムです。保育園の写真は撮影されてから販売されるまで少し時間がかかります。家族の思い出写真を整理した後に幼稚園の写真が手元に届いた際、せっかく完成させたページに新たに写真を差し込むのは負担に感じたので保育園の思い出アルバムを作りました。こちらはコメントなどは基本的に記入せずポケットタイプのアルバムに差し込んでいくだけです。
3つ目は家族の思い出アルバムです。
こちらは1月から始めて12月で終える、1年で1冊のペースで今のところ作成しています。

デコレーションは得意ではないので、
デコレーションをシンプルにする代わりに、写真を撮るときにアルバムに残すときのことも想像しながら撮影しています。例えば娘が生まれてから1才の誕生日まで毎月生まれた日付けには同じ服を着せて同じ場所で撮影していきました。生まれた日から1歳までの12ヶ月、12枚の写真を並べて見ると少しずつ表情が豊かになる姿やぶかぶかだった洋服がちょうど良いサイズになっているのが分かったりと思わず笑顔になってしまいました。
子供たちがアルバムを見るとき沢山の人と関わって、愛されて過ごしてきたことを伝えたいのでアルバムには子供1人ではなく家族やお友だちなどと一緒に写っている写真を残すことも意識しています。
背伸びしすぎずに仕上げていく我が家のアルバムを作る時間は毎日の忙しさを忘れさせてくれる、そして家族の大切さを実感できる癒しの時間です。

【審査コメント】

お子様の成長記録アルバムをつくる上で、何をテーマとするか、その整理方法に悩むお話はよくお聞きします。
Haruhanaさんのアルバムは、子育てに忙しい中で、無理なくアルバムづくりを続けられる工夫がたくさん詰まっています。
中でも「保育園の思い出アルバム」の、撮影から手元に届くまでのタイムラグからアルバム自体を分けるというのは、アルバムづくりにありがちな、「後で差し込むストレス」を解決する良い方法だと感じます。
また、写真を撮る時にアルバムに残すことを想定する点は、アルバムを整理しやすくなるだけでなく、自然とコンセプトが生まれる事で、見返す際に、自然と「思わず笑顔になれる時間」を生み出す大切なポイントなんだ、ということを感じました。

特別賞

『半券アルバム』

がっちゃん さん

応募文

アルバムといえば写真ですが、私の家では妻と2人で行った半券をアルバムにしています。
写真は今やスマホで簡単に撮れ、写真に文章を載せたり、時系列やテーマでまとめ、互いに共有することも、全てスマホの中で完結してしまいます。しかし、私たちは互いに映画館や美術館、イベントやライブなどに行くのが趣味で、よく利用しているのですが、その内容は写真には収められないものが多く、記録として残せないのが勿体無いと常々感じていました。
妻とのそういった思い出も一つ一つ大事にしたい、そういう思いで半券アルバムを作ることにしました。
スマホの中の写真も大事ですが、半券アルバムと一緒に見る事で、より鮮明に思い出に浸れる、そんな気がします。

【審査コメント】

アルバムの整理術において、半券を写真と一緒に綴じることは実践されている方も多いと思いますが、その半券でアルバムをつくるという発想はありませんでした。
家族によって、アルバムも、思い出を振り返る形も様々で、ご夫婦の大切な時間を共有して、振り返ることができるこのアルバムのカタチはとても素敵だなと感じました。
何より手書きで残されたコメントが良く、「このライブはこうだったね」と楽しかった記憶を呼び出してくれるのではないでしょうか。
写真だけでなく、半券やパンフレット、絵、植物など思い出を残すもので同じようにまとめても面白いかもしれません。

特別賞

『日記のような、時に手紙のような、私のファミリーフォト』

こぐま さん

応募文

私が形にこだわりながら写真をアルバムにおさめ始めたのは、ちょうど20年ほど前、初めてデジカメを手にした頃からです。
中でも、生まれた時から同居してきた、高齢の祖父母の、自然な笑顔や日々の何気ないワンシーンを撮るのが好きで、撮った写真はただアルバムに並べるのではなく、「小さなフォト日記」のような感覚で残すのが、私のこだわりです。
アルバムを見れば、そのときの2人の仕草や言葉だけで無く、自分の感情も思い出せるような、そんなアルバム作りが好きなのです。必ず私よりも先に天国に行ってしまう2人との、確かな思い出を形にしておきたいからです。
なので、時には2人に向けたミニレターのようになってしまったり、写真よりも日記部分が長くなってしまったりもしますが、これが私のこだわりフォトアルバムの形です。

【審査コメント】

こぐまさんのお祖父さん、お祖母さんへの愛情を具現化したようなアルバムに心を打たれました。
その時の情景やこぐまさんの思いを、見ているこちらも想像できそうです。
恐らく、写真は勿論ですが、「日記のような、手紙のような」言葉がそう感じさせてくれるのだと思います。
アルバムづくりの中で、写真に付けるコメントに何を書けばいいのか悩まれる方も多いと思います。ぜひ、形式や文字数等にこだわらず、その時々の素直な思いをそのまま文字にしていただければと思います。
アルバムが本来持つ、「思いを残す」という意味を深く感じたアルバムです。

特別賞

『家族でアルバムを「楽しめる」整理術』

橘さん さん

応募文

仕事が忙しい上に、子どもから目が離せないので「アルバムづくりの時間がない」「労力を割くことができない」…でも、「大切な思い出をアルバムに保存したい!」が我が家での悩みでした。
そこで下記2つのアイデアを見出しました。アイデアにより時間と労力を節約。さらにはアルバムづくりのプロセスや、読み返す時間を団欒の時間にすることができました。我が家のアルバムは、本体はもちろん、つくる時間と読み返す時間も家族みんなで楽しめる「家族のアルバム」です。

【工夫点】
①パンフデッコ
パンフレット+デコレーションの造語です。旅先で得たパンフレット、折り込み広告等、読んで捨ててしまう紙媒体を装飾パーツとして普段からスクラップします。シール等を準備する時間やお金を節約できる上、オシャレで個性溢れるデコ素材が入手可能です。特にQRコードは、観光地や宿泊先のデータをアルバム上に保存でき、スマホで情報を見返すことができるため重宝します。

②吹き出しインタビュー
インタビューしながら、その時々の気持ちやシーンを吹き出しに書き込みます。会話を通してアルバムをつくることができ家族団欒を楽しめます。さらに吹き出しは、読み返した時にその思い出を鮮明に思い出すきっかけにもなります。

特別な技術やセンスを必要としないシンプルな整理術のため、誰でも手軽にマネができるという点もオススメのポイントです!

【審査コメント】

子育てアルバムで、「手間はかけられないけど、大切に残したい」というのは命題の一つで、毎年たくさんのアイデアをいただきます。
その中で、橘さん さんのアルバムもぜひ参考にしていただきたいと思います。
まず、整理術に独自のネーミングをするという点はこれまでありそうでなかったと思います。固有の名前を付けることでアルバムづくりをより親しみやすくする良い方法だと感じました。
『パンフデッコ』は、とても効率的ですし、思い出のパンフレットを使うことでより思い出を演出できると思います。「QRコード」を活用するという点も膝を打ちました。デジタルの情報とアナログのアルバムをつなぐという意味で、これはとても良いアイデアだと思います。
『吹き出しインタビュー』は、家族でインタビューをしながら作る、という点も楽しくアルバムづくりができ、それ自体も思い出になるとても素敵な方法だと思います。
簡単に、作るとき、見返すとき、家族で「楽しめる」アルバムをつくるのにピッタリな整理術です。

特別賞

『世界に一つだけの成長記録アルバム』

ことちゃんママ さん

応募文

我が家では、我が子の誕生から1才を迎えるまでの成長記録を、手作りコラージュしながらアルバムにしています。
細かく撮りためたものを日付や月齢を書き加え、できるようになったことや家族の想いをコメントを付け加えながら、渾身の思いで作成しました。似たような写真でも、どれもこれもが1才までの目まぐるしい成長過程を思うと捨てきれない!
1ページに約15分かかりながら、ナカバヤシのアルバムにプラコート台紙を30枚に増量させたものを3冊。なんと我が子3人とも、同じ冊数で1才までが完成しました。
3人分で分厚いアルバムが9冊です。私の自己満ですが子供たちへの愛情を形にしました。いつか、喜んでくれるといいなぁ。老後の楽しみだとも思って作りました!
ちなみに、1才以降は、差し込み式でコメント欄のあるアルバムにしています。7才の長男のアルバムは、すでに17冊目になりました。
世界に一つだけの成長記録アルバム、私の宝です。

【審査コメント】

このアルバムを拝見した時に、ことちゃんママさんは本当にお子様を大切に思われているんだということを強く感じました。
アルバムをつくるコツは様々ですが、熱意と愛情も大切な要素だと思います。
コメントでは自己満足と仰られているのですが、「かけがえのない大切な思い出を残してあげたい」という愛情はお子様にも伝わると思います。
実際にアルバム研究では、アルバムの冊数が多いお子様には、自己形成や家族愛という点でよい影響を与えているという結果もありますので、ぜひ、参考にアルバムをつくっていただきたいと思います。
審査する側が見習わないといけない、と感じたアルバムです。

特別賞

『パワーワードでクスッと笑えるアルバム作り』

さわまる さん

応募文

かれこれアルバムは夫婦のアルバムが3冊、娘が産まれてから4冊とここ4年間でかなり作っているような気がします。

さて、そんなわたしが家族のアルバム作りで心がけていることはププッと笑える言葉を入れることです。
大好きな漫画やその当時流行っていたお笑い芸人さんのネタ、政治家の言葉などをもじって写真に合った言葉にする。
そうするとその写真を撮った時期、家族みんなが何が好きで何にハマっていたのか一目でわかります。 そして何より写真に写る家族の姿をより面白いものにしてくれるような気がするのです。

この先家族の間に辛いことや大変なことが起きても、その度にクスッと笑えて元気が出るようなアルバムにしたい。そんな思いを込めて作っています。

【審査コメント】

アルバムに入れるコメントを考える時、今回のコンテストでも様々なアイデアや方法をご紹介しておりますが、さわまるさんのアルバムもぜひ参考にしていただきたいです。
まず、アルバムのページ自体がコミカルで面白いですし、「パワーワード」がまさにクスッと笑える効力を発揮しています。
見返したときに楽しいのは勿論ですが、当時の流行や著名人を連想できるのも面白いと思います。
きっと、家族で見返したとき、このセリフを言い合いながら、狙い通りの「クスッ」が生まれるのではないでしょうか。
作る方も見る方も楽しめるアルバムです。

募集要項

テーマ:家族のアルバム

ご家庭のアルバムの、こだわり・ルール・工夫等のPRポイントなどを実際に作られたアルバムの画像と共に募集します。

賞品

グランプリ:賞金 3万円(1名)

※「該当作品なし」となる場合があります。

応募規約

テーマ 家族のアルバム
募集要項 ご家庭のアルバムのこだわり・ルール・工夫等のPRポイントなどを実際に作られたアルバムの画像と共に募集します。

※フリーアルバム・ポケットアルバムなど、アルバムの種類は問いません。また、ナカバヤシ製アルバム以外でも応募いただけます。
※応募画像は1点となりますが、受賞された方には追加でお写真をお願いする場合がございます。予めご了承ください。
賞および副賞

グランプリ…1名(副賞3万円)

※各賞は「該当作品なし」となる場合があります。
※賞品の発送は、国内のみとさせていただきます。

応募資格 プロ、アマ、国籍、性別、年齢に関係なくどなたでもご応募できます。
応募点数 制限なし
日程 募集期間 / 2019年12月5日(木) ~ 2020年3月16日(月)
結果発表 / 2020年3月末 予定
応募方法 アルバムの画像(片側もしくは見開き1ページ)と、こだわり・ルール・工夫等のPRポイント等を「内容」の応募フォームより投稿してください。
※応募フォームより必要事項を入力の上、ご応募ください。画像サイズは3Mbyte以内、保存形式はJPEGとします。
※おひとり様何回でもご応募いただけます。

応募画像やPR文については、これまでのコンテストをご参考ください。

アルバム整理術

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ウチのアルバムづくり
応募規約
応募時のご注意
アルバムの写真について、被写体に人物が含まれている場合、肖像権の侵害などが生じないよう応募者本人の責任においてご確認ください。人物・肖像・商標・著作物等の写りこみについて応募者本人の責任においてご確認の上、必要な場合は権利処理を行ってください。
応募作品に関して第三者との間に紛争等が生じた場合には、当社では一切関与せず、その責任・解決は全て応募者に帰属するものとします。
投稿される作品は、オリジナル未発表のものに限ります。
掲載と結果発表について
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