2019年2月22日にスタートした 「フエルスキャンサービス」 は、整理に困っている古いアルバムや写真をお預かりし、 データ化を代行するサービスです。データ化によりアルバムの軽量化や、画像の複製・共有などが簡単にできるようになる一方で、大切な思い出や個人情報が詰まったアルバムや写真を第三者に預けることに不安を感じる方もいらっしゃるのでは。 そこで「通常プラン」のスキャン作業を行っている「大阪スキャンセンター」を訪ね、責任者の松下さんとエンジニアの側高さんの案内で、スキャンサービスの行程を見学してきました。
「フエルスキャンサービス」 では、プランによって「大阪スキャンセンター」と「ベトナムスキャンセンター」の2拠点でスキャン作業を行っています。使用する機械や作業内容に違いはありません。 お客様からお預かりしたアルバムや写真はすべて「大阪スキャンセンター」で受け取ります。開封前にプランごとに選別し、「ゆっくりプラン」にお申し込みの分はそのまま「ベトナムスキャンセンター」へ送り、現地の約50名のオペレーターがお見積やスキャン作業を行います。
「通常プラン」にお申し込みいただいた写真やアルバムは「大阪スキャンセンター」で約10名のオペレーターが対応。箱から取り出し、中身や枚数を確認の上、お見積を作成します。「通常プラン」の場合、原本の到着からお見積のご提出までは約1週間。お見積の承認とご入金を確認次第、スキャン作業に入ります。作業中、アルバムや写真は専用の袋に入れて保管し、写真を湿気から守ったり、一枚一枚の写真の紛失を防いだりしています。
ポケットアルバムやバラ写真は、写真そのものをスキャナーで読み込んでデータ化します。ポケットアルバムから写真を抜き取る際は、スキャン後に元々の写真の並び順やヌケ部分が分かるよう、メモなどを挟みながら丁寧に作業を行います。
一度に読み込める写真の枚数は約20枚。パノラマ写真や台紙付きの写真など、サイズの大きいものは、一枚ずつ大型のスキャナーに並べて読み込みます。
「フエルスキャンサービス」 のデジタル化画像には、プリント写真の印字日付を元に、画像情報(Exif情報)に撮影日時を記録する「フエルスタンプ」サービスが無料で付属しています。スキャン後、オペレーターがデータの品質チェックと日付の入力を行います。
台紙に写真を貼るタイプのアルバムは、写真を台紙からはがす際に破れたり傷んだりしてしまう恐れがあるので、ページごとスキャンし、その後、画像編集ソフトで写真を一枚ずつ切り出し、調整していきます。スキャナーで読み込むのが難しい場合は、高解像度カメラとマクロレンズでページ全体を撮影します。
ポケットアルバムやバラ写真は、写真そのものをスキャナーで読み込んでデータ化します。ポケットアルバムから写真を抜き取る際は、スキャン後に元々の写真の並び順やヌケ部分が分かるよう、メモなどを挟みながら丁寧に作業を行います。
フィルムスキャンのメリットはプリントされた写真よりもキレイな画質でデータ化できること。画像のきめ細かさを示す解像度は1200dpiと2400dpiから選べます。(アルバムや写真の解像度は300dpiと600dpiから選べます。)
写真、アルバム、フィルムなどのデジタル化データは、すべて1枚のDVDにまとめて納品。お預かりしたアルバムや写真も、丁寧に梱包して返却します。皆さんの大切なアルバム・お写真を「お預かりした時よりもきれいな状態でお返しすること」を心がけています。
また、データ化したアルバムや写真の画像は、画像専用ストレージアプリ「Fueru アルバム」と自動連携するので、アプリやパソコンで、いつでもどこでも気軽に見返す事ができます。簡単に複製や共有ができるので、家族や親戚と一緒に楽しむことも可能。思い出のデジタル化で、残す喜び、見返す喜び、家族や仲間とつながる喜びを実感できます。想い出がたくさん詰まったアルバムを甦らせるため、ぜひ 「フエルスキャンサービス」 をご活用ください。
お客様のお写真をデータ化する、大阪スキャンセンター現場責任者。ベトナムスキャンセンターへの出荷の輸出処理なども行っている。お客様の思い出を一生残せるように、品質第一を心がけて、日々業務に取り組んでいる。
大阪、ベトナムスキャンセンターのシステム制作や管理を担当。スキャン作業の自動化や、品質管理に関するシステムを構築し、より安価で最高のサービスをお届けできるように、日々改善に努めている。