Concept
50年の歴史に相応しいアルバム。
この度、フエルアルバム発売50周年という記念すべき節目に相応しいアルバムを企画しました。
製本が創業であるナカバヤシの、ものづくりへのこだわりが詰まったハイクラスのアルバムです。
洋書をイメージした背丸綴じ、背にはバンド加工が施され、表紙には金と銀の美しく緻密な箔をあしらいました。
皆様の大切な思い出を綴る1冊としてぜひお買い求めください。
Product
商品のご紹介
いつまでも残してほしい。
こだわりと歴史が生んだハイクラスアルバム。
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木目調の見返し
100年台紙を背丸バンド(盛り上がっている筋)付き製本で仕上げました。
ナンバリング、年月日の「箔押し」が可能です。
- 本体寸法
- タテ325×ヨコ270×背巾40mm
- サックケース寸法
- タテ330×ヨコ275×背巾45mm
- 本体重量(ケース込)
- 1,930g
- 表紙
- VP表紙
- 台紙
- Mサイズ・100年台紙(白銀)、20枚(40ページ)、貼付有効サイズ:タテ297×ヨコ230mm
- その他仕様
- 製本様式:背丸綴じ、フリーポケット付
「ナンバリング箔押し」
アルバムの順番が一目で分かる様に、背表紙にはナンバリングの箔押しを致します。
その他、西暦などの年月を入れていただくことも可能です。
「修復にも対応」
当社が運営する「アルバム修復サービス」にて、破損・破れ等の修復をサポートします。(有償対応)
Techniqu of Album
フエルアルバムの技術
培われた技術、写真を守る為の知識。
末永く写真を残す為のアルバム。
ナカバヤシのアルバムは、時代のニーズに合わせて進化をしています。
「100年台紙」、「プラコート台紙」もその一つです。
紫外線や熱、湿気、酸素中に含まれるオゾンなどの影響を受けると台紙は湾曲し、フィルムとの間に隙間が生じます。
その隙間から糊や写真の劣化を招く湿気や酸化物が侵入し、写真や台紙の劣化に繋がります。
100年台紙・プラコート台紙はその影響を限りなく抑える為、それぞれアルミ・PET素材でコーティングしています。
また、インクジェットプリンタ用紙など様々な用紙に対応できる様、糊の成分を調整しています。
これまでのナカバヤシのアルバムの生産冊数は2億冊を越え、これまでの品目数は1000種以上になります。(※全アルバム製品)
現在も、フエルアルバムやポケットアルバムなど多種多様なアルバムを生産しています。
その中でも、ナカバヤシのハイクラスのアルバムは、確かな製本技術と長年の生産ノウハウに基づく品質の高さによって、
記念品などにご採用いただき、好評を博しております。
History of FUERU ALBUM
フエルアルバムの軌跡
時代と共に歩んできたアルバム。
その軌跡をご紹介します。
1923-
創業 (当時は「中林製本所」)
故中林安右衛門が大阪市浪速区河原町で、雑誌合本・図書修理を業とする「中林製本所」を開業。
1968-
フエルアルバム発売開始。
「フエル」の象徴である繋げられるビス。当時社長であった故名誉会長の滝本安克が、アルバムにまとめられなかった写真を持て余していたところ、ラジオのアンテナを伸ばしたり縮めたりしているのを見てアイデア・製品化に繋がったという逸話が残っています。
また、この「フエルアルバム」にはビス以外にも、台紙の見開きを良くする「ひんじ」や、貼って剥がせる糊の調整など、ナカバヤシの誇る製本技術が活かされました。
発売当初はなかなか軌道に乗りませんでしたが、TVコマーシャルを流したところ、一般消費者から問い合わせが殺到。一気に家庭に広まりました。
1973-
アルバムサイズがSからLサイズへ移行。
この頃から、写真プリントサイズの変化と共に台紙サイズも変化し、1ページにL判写真がバランスよく6枚貼れるサイズを追い求めた結果、現在のLサイズへと移行されました。
1985-
フエルライトアルバム発売開始。
アルバムは重い物だというイメージを払しょくし、ポケットアルバムのように軽く、フリーアルバムのように自由に編集ができる台紙として発売されました。
1996-
フエルアートフル台紙アルバム発売開始。
アルバム編集の際、写真を貼るだけで華やかなレイアウトが楽しめるよう、柄や色が印刷されている台紙を開発。
この台紙によって、キャラクターアルバムなどのラインアップも増え、現在も尚、親しまれる商品が多数生まれる事となりました。
2002-
100年台紙、プラコート台紙発売開始。
従来の銀塩写真や、家庭のインクジェットプリンターでプリントした写真もきれいに保存でき、貼り剥がしが容易な100年台紙とプラコート台紙を販売を開始。
表面にアルミ箔を貼った100年台紙。同じく、表面にペットフィルムを貼ったプラコート台紙。いずれも湿気、気温、光の影響から写真を守り、台紙の反り、ゆがみ、波うちなどを抑え、経年変化に強く長期保存のできる高機能アルバムとして世に送り出されました。
2010-
12月5日を「アルバムの日」に制定。
写真がデジタルに移行する中で、1年の締め括りとなる12月に、「いつか時間が出来たら」「いつか子どもが大きくなったら」「いつか・・・」と後回しにされることなくアルバムづくりをしてほしいという願いを込めて、12月5日(いつか)を記念日としました。
2014-
WEBマガジン「アルバムをつくろう」の運営スタート。
アルバムづくりに関する情報などを配信し、デジタル時代のアルバムづくりを楽しんでいただく為にアルバム専門のWEBマガジンを開設。
コツやテクニック、アルバムにまつわるインタビュー等を掲載し、皆様のアルバムづくりのお手伝いをしています。
同時に、「アルバムコンテスト」・「アルバムいい話コンテスト」も開催を開始しました。
2016-
「アルバムに関する研究」を開始。
スマホの急速な普及によって、出力離れが鮮明になった写真・アルバムについて、これまで感覚的に「良い」イメージを持たれるアナログの意味や意義を学術的に研究・調査する為に立ち上げられました。
その第1回目となる研究論文が2018年に発表されました。
2018-
フエルアルバム50周年。